貴樹の独り言

喜寿の気楽なお一人様生活のあれやこれやの記録です

「都庁食堂」で、ランチタイムを。

 


時々、都庁32階に有る食堂に

ランチを食べに上っています。

 

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この食堂にたどり着くのは

職員以外は結構面倒です。

 

先ずは、

地下または1階で

名前、電話番号、目的階を書き込んで

入場カードを発行してもらわないといけません。

 

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それから、

自動改札口を入って

エレベーターで32階に行きます。

 

基本的に職員食堂なので、

何も注文しないでの

お弁当などの持ち込みは

お断りの注意書きが貼られています。

 

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11:30までに行くと、大概

それなりに好きな席に着けるますが、

12時になると

半端ない混み方になりますから

注意が必要です。

 

特に雨の日は

訪問そのものを

辞めておいた方が賢明かも。

 


空いていればやはり

窓際の席に座りたいので、

先ずは窓際からぐるりと埋まって行きます。

 


ここで一番好きな場所は、

西側に窓が開いてる

カウンター席です。

 

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空気が澄んで雲が無い日は、

正面に

富士山を見ながらの

ランチは最高な気分にさせてくれます。

 

 

因みに、違う日に行った南西側からは

こんな展望てす。

 

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でも、

本日は既にかなりの場所が埋まっていて、

辛うじて

南東向き

新宿駅方向に窓があるカウンター席に

陣取りました。

 

早速、温かいお茶を取ってきます。

 

 

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緑茶、飲み放題で嬉しい限りです。

 


メニューも以前は

500円程度の日替わり定食が

実物見本で出されていたのだけど、

 

コロナ以後、画面表記になって

ありきたりの物になってしまってます。

 

残念!

 

日替わり定食は、リーズナブルで

美味しかったのになぁ!

 

 

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本日は、お弁当持参なのですが、

食後のデザートを買ったので

取り敢えず遠慮無く堂々と食べます。

 

 

このところの曇天で

今日も厚い雲がかかっていますが、
目の前の

京王プラザホテルビルの遥か向こうに

スカイツリーが霞んで見えてます。

 

 

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小田急デパートが

ビルの間から遥か下方に見えるけど、

ここも来年から建て替えらしいです。

 


小田急デパートが高くなったら、

この席からスカイツリー

見えなくなってしまいそうです。

 


新宿再開発が進む様ですが、

ある本には

新宿はもう何十年にも渡って

工事されていない時が無かったくらい、

ずっと

再開発が続いていると書かれていました。

 


確かに、

新宿南口もずっと工事中で

やっと終わったところですし、

 

歌舞伎町もタワー建設中、

それが終わったら

小田急デパート取り壊しで工事が

始まりそうです。

 


内藤新宿と言われた時代から、

戦後を経て

ずっと生まれ変わり続け、

拡大し続ける街が

新宿なのでしょうね。

 

雑然としているけど、

活力に溢れた

エネルギッシュな街です。

 

生きているうちに

モダンに再開発された新宿の

完成形は見れるのかな?

 

 

なんてあれこれ想像していたら、

間も無く12時です。

 

早々にに食べ終わって、

混み合う前に退散します。

 

案の定

エレベーターは

混み合って上がって来ています。

下りは

独占状態ですけどね。

 

 

一階に降りて

都庁の案内所に立ち寄りました。

 

 

近々日本橋に行くので

中央区のマップ、

 

美味しいパン屋巡りをしたいので、

目黒のマップ

 

近いから行ってみたい

新宿七福神マップ、

 

色々便利な東京ガイドマップ

 

などをもらって帰る事にします。

 

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都庁は都民の為の場所、

色々活用しないともったいないですが、

ワクチンも打たないので

暫くは用事も無さそうな

お一人様です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴールデンウィークのお楽しみ。

 


2022年の

ゴールデンウィークも終了しました。

 

今年は3年ぶりのコロナ規制が無い為、

何処も

凄い人出で混雑していると

報道されていました。

 


そんな中で

唯一の出かけたのは銀座での

いつものマッサージです。

 

 

予約も、ゴールデンウィーク中に

マッサージをする人は少ないのか

希望の時間に即オッケーでした。

 


ジャスミンのオイルをチョイスして、

デコルテまでリンパを

しっかりと流してもらってスッキリです。

 


ここは誰が担当になっても、

上手で気持ち良い

至極の90分が過ごせます。

 


お店を出て

メトロ迄いつもと違う道を歩いたら、

イタリアンジェラート

「ヴィェンキ」を発見しました。

 

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2019年12月にオープンしていた様ですが、

今回、初体験してみました。

 

カップかコーンか?

サイズ? トッピング?

ジェラートの種類 などなど


注文の仕方がイマイチややこしいけど、

迷った挙句

コーンショートサイズ、トッピング無し

二色ジェラートに決定。

 

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お店の前で

立ち食いなんだけど、

濃厚なヴィスタチオが最高でした。

 

美味しいけど、

銀座で立ち食いは似合わない、

イートインコーナーが有ったら

最高なんだけどなぁ。

テイクオフしかないですね!

 


コロナ禍時の

ひっそり感が嘘の様に

混雑している銀座を後にして、

一目散に帰宅です。

 


夕飯は、

自家製キンパで満腹です。

 

 

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混雑と行列が苦手だし、

シニアソロ活の一番の利点は

平日空いた時間に

自由に動ける事ですから、

毎年ゴールデンウィーク

殆ど出かけずに過ごす事にしているので、

 

銀座エステ以外は

自宅引きこもりに徹しました。

 

 

先ずは

新宿に出かけて

美味しいコーヒー店と、

美味しいパンと

美味しい麺類などの

食料品の調達をして準備完了です。

 


丁度、

数日前に腰を捻った様なので、

自宅でゆっくりが正解です。

 

 


そして、引きこもりとなると

楽しみは、

Netflixなどでの映画三昧の毎日です。

 

 

今回の目標は、

ミスターロボット

4シーズンを完見する事です。

 

1シーズン10〜13エピソードなので、

トータル

約50本となる大作です。

 

ミスターロボット」は

2016年、2017年と連続で、

作品賞、主演男優賞、助演男優賞

ゴールデングローブ賞も受賞。


脚本家サム.エスメイルは新人らしいけど

この作品で一気に評価が上がっています。

 

ストーリーはもちろんの事、

画面も構成も音楽も斬新で

少しぶっ飛び感満載の作品みたいです。

 

期待値高くスタートです。

 

 

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1シーズン

10エピソード 鑑賞完了しての感想は、

「なに、これ!」 です。

 

頭の中で

人物構成や時間の流れを

再構築しないといけなくて、

疲労をおこしてしまいました。

 

先ずは、専門的な用語が多くて

考えているうちに話が進んで行くし、

細かく画面が切り替わり、

前の画面との繋がりが分からない。

 

今の話か?未来の話か?過去なのか?

時間も空間もぶっ飛んでいます。

 

しかも、主人公のエリオットが殆ど喋らず

表情だけの演技。

 

ストーリーが平坦に、

説明的に流れるドラマを観て来た人には

訳が分からないだろうな?と想像出来ます。

 


さすがにアメリカで評判となり、

数々の賞を取った作品だけの

面白さだけど、

難しさも半端無い作品となっているのが

よく分かりました。

 

ちょっとでも見逃すと、

繋がりが分からなくなってしまいます。

 

 

主演はラミ.マレックで、

少し精神を患っているけど

コンピュータの天才である主人公を、

台詞も極端に少ないにも関わらず

独特な雰囲気で

目の動きと微妙な間で演じている力量に

引き込まれてしまいます。

 


ラミ.マレックは、最近

ボヘミアンラプソディ」 で、

フレディーマーキュリーを演じて

アカデミー賞主演男優賞を受賞して一躍脚光を

浴びた実力者ですし、

 

007の最新作「ノータイムツーダイ」でも、

ダニエル.グレイブ演じる

ジェームスボンドと対峙する

悪役を演じている今や旬の男優です。

 

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この「ミスターロボット」は、

アメリカでも、
めちゃくちゃハマって、

最高傑作と言う人も居るけど、

反対に難解でついていけなかった

と言う人も沢山居るみたいです。

 

 

1シーズンを見た結果は

激辛にハマるように

次を見ずには居られない中毒状態と

なってしまい

絶対最終話まで見たい〜と

なってしまいました!

 

 

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続づけてシーズン2に突入です。

 

 

そして、そして

ゴールデンウィーク中に、

4シーズン 完全視聴完了しました。

 

 

なんと、

4シーズン エピソード◇では、

 

最初の「話はしない」と

最後の「話をしよう」の

セリフが二言だけしか無い50分間

だったのに、

終わって確認するまで

その事すら気が付かないほどの展開でした。

 

 

結果感想は?

「凄い! 面白い! そう言う事か!」

そして、

久しぶりの充実感満載、

 

「終わってしまって残念!」です。

 

 

暫くはロボットロスになりそうで

寂しいですが

引きこもりドラマ鑑賞

大正解の

ゴールデンウィークでした。

 

 

さて、普通の日常に戻りますか〜

やっと空いた街に

食料を買いに出かけるお一人様です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

都電荒川線、桜トラムの旅

 

 


荒川区三ノ輪から

早稲田まで走っている都電荒川線

 

桜の季節には乗れなかったけど、

ずっと気になっていたミニ旅に

急遽思い立って、

朝からお弁当を作って出かけました。

 

 

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先ずは、

メトロ日比谷線の三ノ輪まで直行です。

 

 

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この辺りは荒川を超えると埼玉と言う、

東京の北の端だけど、

北千住に大学が増えたとかで

賑やかになっています。

 

 

下谷、三ノ輪の地名は、

チャンバラ映画が華やかなりし頃は

「三ノ輪の親分」なんて言う

岡っ引などが登場する

江戸時代からの下町です。

 

 

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三ノ輪界隈の天神商店街を抜けて、

お目当ての都電荒川線乗り場へ向かいます。

 

 


都営荒川線は東京で唯一残る軌道電車、

観光で乗る人も大勢いるそうです。

 


丁度、

沿線は薔薇が満開です。

この季節は沿線の薔薇が有名みたい。

 

 

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三ノ輪駅も薔薇が綺麗に咲いていて、

電車のピンクと紫のカラーと

薔薇の色彩が華やかで美しかったです。

 

 

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都電とお花の写真を撮る人も

沿線に大勢いました。

 

三ノ輪は始発駅ですが、

既にかなりの人数が乗り込んで、

立っている乗客も居るくらい混んでました。

 

 

カートを押した年配者も居て

中はかなりの詰め込み状態となってます。

 

 

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降り口前の席に座って、
数えたら30駅もある長い

都電のミニ旅のスタートです。

 

 

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何処まで乗っても一律170円で、

ノロノロ運転で時間は掛かるけど

地元の人達にとって

無くてはならない乗り物になっている様です。

 

一駅だけで降りる人、

メトロの乗り換え駅で降りる人、

買い物袋を持って乗り込んでくる人、

車椅子の人とボランティアの人、

ご夫婦で支え合って乗ってくる人、

メトロ他の電車に比べて

乗客の生活との距離が近い交通手段なのだと

暖かい息遣いが感じられました。

 

 

桜の名所、飛鳥山で途中下車です。

 

 

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この辺りは、JR王子が有り

昨年のNHK大河ドラマ渋沢栄一

王子製紙を作った地元の様で

澁沢栄一記念館などがあるみたいです。

 

 

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桜の新緑が美しくて、

ムクドリも沢山集まっていました。

 

 

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神社も無いのに

観音様が祀られていていたけど

普通にモニュメントなのでしょうか?

 

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静かな落ち着いた公園で

お腹も空いたのでランチタイムにします。

青空の下で食べるお弁当は、

本当に美味しい〜自画自賛

 

 

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さて、

お腹もいっぱいになったので

再びトラムに乗って

次の目的地、鬼子母神神社に向かいます。

 

 

再び乗ったトラムは

先のより混んでいました。

 

早稲田が終点のせいもあるのか、

学生らしき若者も多く乗っています。

 

 

大塚駅前も過ぎて、

鬼子母神神社前で再び下車。

 

駅前のけやき並木を歩いて行きます。

 

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人も少なくて静かな並木道を抜けると

鬼子母神神社です。

 

子供の守神である

鬼子母神様が祀られている神社だけど

人が少ないせいか

少し荒れていて寂しい雰囲気でした。

 

期待していたけど、残念!

 

 

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雑司ヶ谷七福神巡りになっている

大黒天さまもお祀りされているので、

いつか雑司ヶ谷七福神巡りもしてみるかな?

 

 

お参りも済ませたし、終点まで後3駅だけど、

交通手段の都合もあって

ここからは

雑司ヶ谷駅からメトロ副都心線

戻ります。

 

次回、機会があれば

早稲田から逆に乗ってみたいかな?

 

 

思い立って出かけた都電荒川線の旅でしたが、

面白かったのは外の景色より

乗っている人達の思いが

手に取るくらい

身近で感じられた事でした。

 

 

年配者に対して、

車椅子の人に対して、

ベビーカーのママに対して、

 

それぞれが、何気なく

少しづつ優しく譲り合っていました。

 

そんな無言の思いやりが感じられ

日本人って良いな〜と思えて、

心温まるミニ旅になりました。

 

 

東京には色々面白いミニ旅の場所が

まだまだ沢山あります。

 

また、

お弁当作って何処かへ出かけたい

お一人様です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイベスト映画の話

 

 


学生時代、

今は亡き淀川長治さんが主催していた

映画研究会大阪支部に参加していました。

 

毎年、

数百本の映画を見て、

年間ベスト作品を選出して

全国的な統計をとって

雑誌に発表していたし、

 

大阪の50人位の会員達が

毎週、日曜日に集まって

映画の話を

喧々諤々と論じ合ったものでした。

 


学生運動も盛んで、

何につけても熱く論じる事が日常で、

激しい時代だった青春の一コマでした。

 

あれから

半世紀も経ってしまいましたが、
そんな時代も含めて、

沢山の映画を観てきた

長い映画鑑賞人生の中で

独断と偏見で選んだ

マイベストを

纏めておこうかなと思い書いてみます。

 

 

 

☆ 5位

「ベンハー」

 

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1959年制作の

スペクタクルハリウッド映画です。

 

とにかく長くて

前後編で4時間以上もある映画ですが、

面白くて何度も見てしまう映画です。

 

今や全米ライフル協会会長で有名な

チャールトンヘストンが演じる

ユダヤ人のベンハーの流転の半生に、

キリストの生涯を重ねて描かれていて、

 

ユダヤ社会、ローマ帝国キリスト教

など

西洋歴史の外枠が理解できる映画です。

 


ユダヤ人ベンハーと

ローマ帝国のメッサラとのライバル関係、

 


六頭立ての馬の競争シーンや、

ガレー船でのベンハーの生き残りをかけた戦いは、

正にスペクタクルそのもの。

 


どの画面も本物の大掛かりな装置で

今のCGでは決して描けない、

見事なセットや

大勢の人員を配置したスケール感は

ただただ圧倒されるだけです。

 

一杯の水を通してのキリストとの縁、

それらの

キリストのエピソードも絡めて、

ユダヤ迫害の歴史など

なかなか分かりにくい歴史が

理解できる手掛かりになった映画です。

 

今後、

この様な壮大な映画は

制作される事はないでしょうね。

 

長いけど何度も観たくなる映画です。

 

 

☆ 4位

羊たちの沈黙

 

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サイコスリラーの

最高傑作と言われる映画。

 

サイコパスの映画は

基本的に好きでは無いのだけど、

ジョディフォスターが新鮮で上手いのと、

 

アンソニーホプキンス演じる

レスター博士の不思議な魅力に

引き込まれてしまった映画です。

 

何よりも、

アメリカのサイコパス

本当に怖くて不気味で、

不気味だけど面白くて

しかも奥深いので、

何度も観てしまう〜そんな魔力を持っています。

 


羊たちはなぜ逃げなかったのか?

聖書の世界観が暗示的で

深く考えさせられました。

 


ストーリーが分かっていても、

何度見ても

ビクッとする怖さはなかなかのものです。

 

この映画以後、

サイコパスが市民権を得た様で

それまで、

ヒッチコックの「サイコ」で

ただ単に怖かっただけの

サイコパスが市民権を得たのです。

 

怖いけどやっぱり観たい、

分かっているけど何度も観たい、

そんな名画です。

 


☆ 3位

エイリアン2

 

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エイリアン1で生還したリプリー

再び、

宇宙基地の仲間を助けるために

宇宙船に乗り込んで違う星に出発し、

再度エイリアンとの戦いに挑むストーリーです。

 

 

リプリーの母性と

エイリアンの母性が激突する場面で、

首をちょっと捻って

火炎放射器を連写する時の

 

リプリーのカッコよさは、

何回見ても胸がスッとして

元気を貰えます。

 

ラストに

ロボットに乗ったリプリー

まるでガンダムみたいに見えて、

女は強いと信じさせてくれ、

何か気分を切り替えたい時に

必ず観たくなるし、

元気を貰えるお気に入りの映画です。

 

 

 

2位

ショーシャンクの空に

 

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これはもう、誰もが納得の
名作中の名作ですね。

 

冤罪で、妻殺しの殺人犯になって

刑務所に

収監されているティムロビンスと、

 

長年仮釈放が認められない

終身刑モーガンフリーマンの

2人の名優による

男臭くて汚くて

ロマンチックでも無い映画なのに、

何回見ても感動が湧き上がって来て、

胸が熱くなり

心が洗われる美しい映画です。

 

 

途中でティムロビンスが、

モーツァルトのアリアのレコードを

流すのだけど

その歌声の美しさと気高さとが、

正に、

この映画そのものを表している様です。

 


見事な完成度の脚本、

見事な完成度の演技、

人間の素晴らしさを素直に描いた

奇跡的に生まれた名作で、

何年経っても色褪せない感動の映画です。

 

そして、

この映画は年数を経て行くほど

どんどん評価が上がる珍しい映画でもあります。

 

未来を信じたい時には絶対の映画です。

 

 

そして、

自己中ですが、

何があっても絶対のNo.1名画はこれです。

 


1位

ゴッドファーザー パート2」

 

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長い映画鑑賞人生でも、

この映画に勝る映画には

未だに出会えていませんし、

これからも無いかと思っています。

 

パート1も含めて

監督の力、

脚本の完成度、

俳優の演技、

画面の隅々に至るまでの完成度、

映像の美しさ、

音楽の素晴らしさ、

何を何処を取っても完璧な映画です。

 

 

コッポラの監督力と脚本力、

ニーノロータの音楽センス、

アルパチーノの目の演技、

ロバートデニーロの佇まい、

血が沢山流れる

映画のバックに流れる音楽は

いつも美しく、

聖書の言葉はいつも荘厳に語られています。

 

 

どの役者の演技も素晴らしくて、
アルパチーノと

ダイアンキートンとの喧嘩シーンなどは、

あまりの迫真の演技に

見てる方も息を止めて

見入ってしまうし、

湖から聞こえる

銃声の音だけの演出に涙してしまいます。

 

 

全ての画面が絵になる映画で、

 

画面の端に映る

セットの小物まで完璧に整えられ、

画面の端に映る

名前もない役者の動きまで

完璧に配置されている。

 


これ程

全てが完璧の映画は

これからも作れないでしょうね。

 

 

スピルバーグ、コッポラ、ルーカスが

活躍した

ハリウッド映画黄金期でした。

 

ちなみに、

パート1もマイベストに入りますが

パート2に含めておきます。

 

未来に引き継ぐべき間違いない映画です。

 

 

他にも沢山沢山あるし、

書き足りない部分も沢山あるけど、

取り敢えずこれが

自己中選択でのマイベストです。

 

 

今は、自宅でNetflixAmazon

映画鑑賞にはまっている毎日に

満足満足なお一人様です。

 

 

 

寄席は面白い

 


紀伊國屋寄席に行ってきました。

 


紀伊國屋ホール

毎月定期的に開催されている

寄席。

 

コロナ禍の時は暫く停止されていたけど

再開されていたので、

早速予約しておいたのです。

 

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寄席の文化は

江戸と浪速では違っていて、

大阪では、

少々馬鹿笑い風に大笑いなんだけど、

東京では、

ザワザワと笑いが広がる静かな笑い〜

って言うところでしょうか。

 

 

小学3年生頃まで、

元校長先生をしていた

親戚のおじいさん夫婦の家に

時々泊まりに行ってました。

 

おじいさんの趣味はラジオを聴く事で、

夜、お布団に入ると必ず

ラジオをかけるのです。

 

毎晩、眠るまでの間に

NHKのラジオドラマや落語、漫才などが

聞こえていてそれも楽しみでした。

 

まだ子供でしたが、

落語は内容が分かる話が多くて

名人と言われた先代の志ん生、金馬などは

子供心にも

面白かった記憶があります。

 

どんな芸能でも、

子供には難しいなどと言う人も居ますが、

本物は子供でも何かを感じる筈ですし、

何かを覚えている筈ですので、

接しておけば

いつか大人になった時、知識の財産になります。

 

 

脱線、

紀伊國屋寄席の話ですね。

 

ホールの壁の飾りの

不思議な模様が目に止まって

丁度、

地震の時は指示に従って下さい〜

のアナウンスが入ったので、

「落ちないかな?」

 

こちら側にもあるので、

いざという時のシュミレーションを

想像して、

ちょっと心配しました。

 

これも、

落語とは関係ない脱線です。

 

 

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席はほぼ満席。

 

20〜30代もかなり居るし、

中心は50〜60代かな?

 

女性が半数くら居て

なかなか

明るくて盛況な雰囲気でした。

 

 

お隣の席は、高齢のご夫婦ですが、

持ち物と身なりから

かなりの裕福なご夫妻みたいです。

 

案の定、暫くすると

ホール関係者が挨拶に来られてました。

 

 

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開始前に先ずは前座が一席。

取り敢えず話の筋を

間違いなく喋るので精一杯な時です。

 

みんなここから始まるのですよね。

 

長い年月を掛けて

名人になる人はほんの一握りだけど、

積み重ねて行く芸があるのは

羨ましい人生だなって思うのは

この歳になったからなのでしょね。

 


いよいよ、開幕。

先ずは、柳家やなぎ「親子酒」

呑んべいの父と息子の話です。

 


おじいさん、おばあさんと

呼び合う会話が

昔話の「おじいさんや〜」みたいな口調で

何だかしっくりこないんです。

 

独身の息子の親だから

お父さん、お母さんだし、

落語なら

おとっつぁん、おっかさん

なんて呼ぶはずだけど。

 

やたら年寄り風の表現の会話で、

年齢設定が気になって

イマイチ話にはいり込めなかったのは

残念でした。

 


次は、テレビドラマにも出ているらしい

イケメン落語家、瀧川鯉斗

「片棒」

ちょっと滑舌がわるいので、

話が込み入ってくると

聞き取り難いのが気になったけど、

 

木遣や鳴り物の音などは、声に艶もあって

なかなかの迫力で、拍手ものでした。

 

 

もっと艶っぽく話せる様になったら

もっと人気がでるかな?

と思うけど、

案外イケメンが邪魔をしてしまうかも?

 

落語家は丸顔が良い〜勝手な自論ですが。

 


ここで一旦幕が降りて

舞台は浪曲設定になり、

 

玉川奈々福 浪曲掛川宿」

 

浪曲を生で聴くのは

初めてで、

ちょっとついでに程度の

感覚だったのですが、

これが大変良かったのです。

 

今回の寄席は

これを聞けただけで良かったかも〜

と思えるほどでした。

 

先ずは声が通って迫力満点、

女性の声は

案外浪曲に向いているのかもですね。

 


最初は「女性浪曲か〜」なんて思っていたのが

謝らないといけない位

目から鱗でした。

 

左甚五郎と狩野宗家の

面白話なのだけど、

画面が見える様な語り口で

引き込まれてしまいました。

 

若かったら浪曲を習いたくなったかも?

また、別口で見に行こう〜!

 

 

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中入があって、

後半は2人の重鎮の落語二題。

 

入船亭扇辰 「紫檀桜古木」

 

煙管屋の話なんだけど、

流石に

おかみさんの語り口は

色っぽくて艶があるし、

女中は生意気な気配満載だし、

煙管屋は

身なりは貧しいがどこかに品がある〜

そんな3人を

声質、口調、スピード感で演じ分けている。

 

 

さすがこの辺りまでになると、

本物の落語家だなぁ

と感心してしまいます。

 


ラストは、

柳家喬太郎 「錦木検校」

 

語り演じる落語の醍醐味

みたいな作品でした。

 

落ちも無いし、

ただ人の生き様を語る人情噺で

笑いも無くただただ人間の心理を語るだけ。

 

 

まくらがあって、

羽織を脱いで演題にはいる

なんて言う手順も無くて、

ずっと羽織を着たままで、

語り切った20分間。

 

 

ライブの寄席だからこその、

落語の違う面を知った演目でした。

 


落語は江戸時代から続く古典芸能たけど、

今は

昔よりも規制も多いし

物も言葉も

見た事も聞いた事も無くて

知らない人が多くなる令和の時代になって、

これからどう残って行くのか?

 

錦木検校のなかで「メクラの私は」

と言う場面が何度もあったけど、

最初のセリフだけ

「メクラの私」 だったけど

次からは

「目が見えない私は」と言っていた。

 

落語にも

人権問題が問われる時代です。

 

 

キセル屋も、

今や

キセルを知らない人の方が多くなっているし。

 

色々な話が

変えざるを得ない状況に

なるかもしれないけど

 

時代に迎合して中身を変える事なく

色々試行錯誤しながら、

何とか頑張って残って欲しい文化です。

 

 

次回はこちらです〜!

宣伝係りか?

 

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「らくだ」が楽しみ!

 


来月は大衆演劇も見に行く予定です。

 

色々楽しまなくっちゃ!

 

 

 

将門塚から新大久保へ

 


久しぶりに

大手町の将門塚にお参りしてきました。

 

大手町の三井物産ビルの

足元に設けられている首塚

新しく建て替えられていて、

以前とは全く違う

明るいモニュメントの様な佇まいでした。

 

 

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以前はこんな風でした。

 

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以前は後ろの土塀などもあって、

少し不気味な感じがしましたが

すっかり令和の匂いになっていました。

 

 

「将門首塚」について

 

 

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890年桓武平氏として祖父平高望

関東の受領として赴任しました。

その桓武平氏一族として

平将門は関東で生まれました。

 

将門は

京都で滝口の武士として

藤原忠平に仕えたのですが、

930年関東に戻りました。

 

将門は
939年に国府を撃って、関東を制覇し

新皇を名乗りました。

 

それに怒った京都の朝廷と対立し

940年

従兄弟の平貞盛によって撃たれたのです。

 

斬首されて首は京都に運ばれて

賀茂川の河原に晒されたのですが、

ある日首が無くなっていました。

 

その首は遥か彼方を飛んで、

今、将門塚がある

大手町の場所に到達したとされています。

 


そこで、

縁者に繋がる人々によって

首塚」としてら手厚く葬られたのですが、

以後首塚周辺でに

天変地異が続いた事から、

改めて

神田明神にお祀りする所となりました。

 


後年、

徳川家康関ヶ原の合戦に出陣する前に

必勝祈願をしたところ、

関ヶ原で同じ日に勝ったので

以後、

江戸幕府によって神田明神共々、

将門塚も手厚く祀られて来たのです。

 


将門塚は、

大正12年関東大震災の後、

移転しようとした所

大臣を始め関係者が何人も亡くなったり、

事故が続いて

将門の祟りに違いないと怖がられ、

移転取りやめになりました。

 

 

第二次世界大戦後、

またしても移転しようとしたところ、

工事関係者に死亡や事故が続いたので、

祟りを恐れてGHQとも交渉し

以後、移転はされず

東京大手町の一等地に

ずっと残っている聖地になっているのです。

 

 

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東京で住むからには何をおいても、

先ずは

この土地の守神、強い祟り神に

お参りするのが必須の事です。

 

ましてや

将門様は勝負の神様として

祀られているのですから

東京で勝ち抜くには何よりも大事です。

 


なので

将門塚のある場所は、

三井物産本社、三菱商事

読売新聞社、NTTなど

日本を代表する大手の本拠地として、

ここから世界に向けて勝ちに行く

基盤にとして大事に祀られているのです。

 

 

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朝から曇り空だったけど、

お参りする時には日が射して来て、

明るく建て替わった将門塚は

澄んだエネルギーが満ちていました。

 

 

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気持ちよくお参りを済ませ、

新しく建て替わった説明板を読んでいたら、

見知らぬ年配の男性が話しかけて来ました。

 

曰く

「将門は実は身代わりで、本人は逃げて

そこに現在も末裔がいらっしゃる」

との話でした。

 


それから、

延々と将門についてお話しされるのですが、

さっきまでの暖かさが

突然曇り空に変わり、

冷たい風がビュービューと

吹いて来て

寒くて仕方な状態となって来たのです。

 

でも、

見知らぬ男性の話は終わりません。

知っている事を全て

話したくて仕方ないのでしょうね。

 

 

話を聞く事に

嫌な気持ちはなかったのですが、

 

寒くて仕方ないので、
「ありがとうございました」と遮る様に

話を切り上げて、

急いで

隣のビルに祭られたお神輿を見に

入ってしばし寒さから逃れました。

 

 

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御神輿は新しく作られたものなのか

美しく輝いていました。

 


外へ出ると、またもや一転

日が射して暖かく、

東京駅まで歩いたのですが、

読売新聞社前の花達も咲き誇り

汗ばむ程の暖かさになって来ました。

 

 

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さっき迄の

寒さと風はなんだったのでしょうか?

 


やはり、将門塚〜ただならぬ場所です。

 


東京駅に着いて、

丸天井の六角形を久ぶりに眺めましたが、

いつか、ここのホテルに

泊まるのも「百の希」の一つです。

 

 

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東京駅からJRでお茶の水へ向かい、

神田明神へまっしぐら、

御本殿と大黒様に丁寧にお参りして、

本日の目的終了です。

 

 

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お参りをすませると、今度は暑くて

今年初のソフトクリームを食べました。

「美味しかった」

 

暑い、寒い〜とホント忙しい一日でした。

 


さて、

年度始めのお参りも終わったので、

お茶の水から

中央線で大久保へ向かいます。

 


目的はマスクと韓国食材の購入です。

 


久しぶりの新大久保界隈、

去年来た時には

スタスタ歩けた通りが、

人人人の波です。

 


コロナもまだ注意喚起されているけど、

みんな

溜まっていたエネルギーを解放するかの様に、

わんさか

若者を中心に人が集まって来ています。

 


混雑の中でマスクを買い、

裏道に抜けて

韓国スーパーに

立ち寄って後は一目散に帰宅です。

 

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将門塚からの新大久保界隈、

静かなだけど不気味なエネルギーが

満ちてる場所から、

 

喧しいけど楽しげなエネルギーが

満ちている場所へ。

面白い一日でした。

 

 

夕飯は、

キムチ鍋を汗をかきながら食べて、

14270歩も歩いた

本日のハードな一日も終了です。

 

 

 

 

 

 

 

 

身近な花達

 

春になると

こんなに身近に様々なお花がある事に

気が付きます。

 

まるで

「見て! 私ここに居るわよ!」

と発しているかの様です。

 


捨てるつもりで放置しておいた

シンピジュームですが、

毎年花を付けるるようになって

数年が経ちます。

 

今年も見事に咲きました。

 

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お祝いに頂いたのを、

花が終わったので

鉢植えのまま庭の片隅に置いておいたら、

翌年の春に花を付けて、

それから

毎年この時期になると綺麗に咲くのです。

 

直ぐ前の公園の

桜が満開の花を咲かせる頃に、

庭の片隅でひっそりと艶やかに咲く

生命力溢れるお花です。

 

 

蘭は元々、野生の花なので

ひときわ生命力が強い様で、

反対に構い過ぎると弱るみたいです〜

 

なんて

不精を言い訳しているようで、

花を大事に育てている人から見たら、

なんとかわいそうな!

とお叱りを受けそうですが、

 

放置される事で咲いているし

今更、

枯れさせてしまっては

余計に可哀想なので、

同じ放置状態のまま

毎年楽しみにして見ています。

 

本当に生命力の強い蘭の花です。

 


昨年、すっかり枯れてしまって、

春に土を捨てないとと思い

やはり、片隅に置いておいた

シクラメンの鉢があります。

 

こちらも驚いた事に、

何もなかったはずの植木鉢から、

ある日、

気がつくと花芽が出ていました。

 


そして、

今ははこんなに鮮やかな

シクラメンの花を咲かせてくれています。

 

 

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枯れる前より、お花も大きくて

色も濃くなっています。

 

まるで一度死に絶えて

新しい種として蘇ったかの様です。

 

素晴らしい!

 

 

そして、
雪に覆われてしまって

バラバラと葉っぱが落ちた

金のなる木。

 

 

こちらも。

沢山の花を付けました。

 

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みんな、植物の

蘇りの力強さを感じさせてくれます。

 

 

 

いずれも、こんな何もしていない

不精者の所で、

キチンと蘇り咲いてくれるなんて

 

なんと

素晴らしくてありがたい事でしょう。

 

「生きる」力強さと

「蘇る」鮮やかさを

教えてくれるお花達に感謝です。

 

 


春真っ盛り、

周りを見渡すと

沢山の花々が咲いています。

 

 

桜に負けないぞ〜とばかりに、

 

鮮やかな紅色で、

最後の花を咲かせている椿の木。

 

 

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公園では、八重桜が満開です。

 

大阪の造幣局の通り抜けも

今年は3年ぶりに復活です。

 

 

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ご近所の庭で

藤の花も咲き誇っています。

 

 

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藤棚の藤も、

間も無く咲き誇りそうです。

楽しみ〜!

 

 

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奈良春日大社の藤は見事だけど、

今年は見れるかな?

 

赤坂の日枝神社の藤は、

今週末に見に行かなくちゃ。

 

 

 

お花だけでなく、蔦の緑も

一段と艶やかになり全てが芽吹いて、

生き生きと茂っています。

 

 

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春になると

自然の素晴らしさが

目に見える形で現れて来ます。

 

 

 

ニュースで

一面瓦礫の山になっている

ウクライナの映像を見ると、

 

第二次世界大戦終戦後の

一面焼け野原になった

東京の映像と重なり

暗澹たる想いに成りますが、

 

春の芽吹きを目にすると、

その後の日本の様に

どんなに荒野になっても、

いつか

緑が芽吹く事から復活が始まらはずだと

信じさせてもくれます。

 

 

当時はソ連の一地方だった

ウクライナ

イタリア映画「ひまわり」の

撮影が行われた場所です。

 

ソフィア.ローレンが

画面いっぱいに黄色一色で咲く

ひまわり畑を歩くシーンが

今でも

鮮やかに蘇ります。

 

 

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あの映画で

ウクライナに行ってみたいと

思った人も

私だけでは無く沢山居たはずです。

 

 

そのひまわり畑の様な

美しい緑溢れる平和な国土に戻る日を

今、

ウクライナの人々は

どれほど望んでいる事かと想像するだけで

胸が痛みます。

 

 

あの映画でも

「この土地の下には、

ロシアとの戦いで亡くなった

ウクライナ兵の遺体が沢山眠っている」

 

と言うセリフがありました。

 

それくらい、長い長い確執や恨みがある

場所なのですよね。

 

 

しかし、21世紀の今、

過去を捨て去って新しい種となって、

新しい芽吹きが起こって

新しい再生が始まっても

不思議ではない筈です。

 

 

町中に溢れる新緑と

美しく咲き揃う花々を見ながら

ウクライナにも

必ず、あのひまわりが咲き誇る

大地が蘇る

平和な日が来る事を祈ると共に、

再生の力を信じずにはいられません。

 

花は花は花は咲く…

私は何を残しだろう〜です。