貴樹の独り言

喜寿の気楽なお一人様生活のあれやこれやの記録です

有楽町の国際骨董市で一目惚れしました。

 

 

骨董市に通い始めて

約30年、

 

骨董市は

無料で一日中楽しめる

大人のワンダーランド。


と言うのが私の自論です。

 


久しぶりの東京国際骨董市、

有楽町駅前の

国際フォーラムが会場です。

 

 

f:id:MadamKoki:20220408105955j:image

 

各店のスペースは小さいのだけど、

 

 

フィンランド

イッタラ社のアンティーカップ

 

フランス

アンティークアクセサリー、


アメリ

ファイアーキングの半透明のカップ

 


美しい薩摩焼、などなど、

 

どれも、さすが

東京のど真ん中で開催される

だけの事はあって、

ずっと欲しかった物達の

オンパレードだけど、

 

お値段も少々お高め設定です

 

 

初めて行った
大阪四天王寺の弘法市で、

広い境内中に

お店がびっしり並んでいて、

 

その雑多で、エネルギッシュで、

秘密めいた、

アンダーグラウンドの様な

 

ワンダーランドの世界に

取り憑かれてしまったのが

骨董市巡りのスタートでした。

 


京都では、

東寺で開催される

我楽多市がお勧め。

 

f:id:MadamKoki:20220408110344j:image

 

かなり古いけど、磨けば

どうなるのだろう?

と思わせる雅な香りのする品が並んでいて

一日中居ても飽きない、

おもちゃ箱の様な市です。

 

東寺でも北野天満宮でも

学生さんや外国人が多いのも

京都の特徴。

 

誰も見向きもしそうに無い物達を

あれこれ吟味している

外国人カップルが居たりして

 

これを、

どんなふうに使うのか?

興味津々でした。

 


東京でのお気に入りは、

門前仲町富岡八幡宮の市

だったんだけど、

事件以後

すっかり縮小されて、

面白く無くなってしまったのは残念です。

 

骨董散策スタートした頃は、

和食器の

唐草模様の古伊万里

金彩の伊万里、京焼などが

買えるお値段で沢山ありましたが、

 

蛸唐草模様の ぞば猪口や

なます皿などは

その後メチャクチャ値段が上がって、

今では

手が出ない品物になってしまいました。

 

それらは、今もお気に入りで、

ほんと

買っておいて良かったです。

 

金襴手の伊万里の小皿が

沢山でていましたが、

 

どの分野も流行りがあって、

主流になった物は値段があっという間に

釣り上がってしまいます。

 

コロナ前では、

雑誌やSNSで取り上げられる事も多い、

珉平焼の小皿などが人気でした。

 

f:id:MadamKoki:20220408110530j:image


以前は、

中国人の売り手も多くて、

日本の市に不慣れだったのか

値段はこちらの言い値で、

 

色々な中国の玉(ぎょく)が

袋いっぱいに入って

1000円でオッケーなんて、

今では考えられないお宝も買えました。

 


その玉は、その後

何本もの

ネックレスに作り直し、

長年の愛用品になっています。

 

f:id:MadamKoki:20220129102050j:image

 

これも、買っておいて良かった物です。

 

 

そんな私が

この2、3年

骨董市から足が遠のいたのは、

インバウンドのお客が増えて、

相場が上がったのと、

雰囲気が荒くなったせいですが、

 


ふっと耳にした、

「自分がアンティークになって行くのに、

物もアンティークで揃えて

どうする」

 

の言葉が


衝撃的だったせいも有ります。

 

正に名言、

おっしゃる通りだもんね。

 

妙に納得して、しゅ〜ンでした。

 

 

でも、昨年

コロナ禍で考え方も一新、

骨董市散策を復活する事にしました。

 

そして、本日も

思わず買ってしまった戦利品は、

 

赤い布で作られた

梅の飾り物です。

 


一つ一つ、

緻密な技法の精密な美しさに

一目惚れ以外の何者でも無いけど、

値段交渉も成立して、

2千円でゲット。

 

f:id:MadamKoki:20220408110637j:image

 

いつも、

一目惚れに負けてしまうのです。

 


古い箪笥の上に、

韓国で買った、有名な作家作らしい壺と、

バカラの招き猫と一緒に飾られた

美しい戦利品は素敵です。

 

f:id:MadamKoki:20220408110849j:image

 


やっぱり、お一人様骨董市散策は

最高です!