貴樹の独り言

喜寿の気楽なお一人様生活のあれやこれやの記録です

麻布十番はレトロとモダンの分水嶺でした。


ランチは

天ざると決めて

麻布十番へ行きました。

 

 

都営の改札口迄 2回

南北線の連絡通路まで 3回、

地上まで、さらに3回 

長〜い エスカレーターを上って、

 

やっと

商店街の通りに出ました。

 


六本木方向に進むと、

右手には

以前からある洋品店です。

 


今や、巣鴨以外は存続が危うい、

高齢者御用達の洋品店だけど、

このお店は

結構お客さんが入っています。

 


麻布十番のこの場所だからこそ、

ですね。

 

有名な今川焼きのお店は、

古い建物のままあって、

お兄さんが焼いてました。

 

ここの回転焼きは皮が分厚いのです。

 

暖簾を潜って、

蕎麦屋さんに入店。

 

 

ここの、

パリッと上がった海老天は

本当に美味しい。


中はお昼時にも関わらず空いてます。

 


早速、メニューを見て天ざるを注文〜

と思ったら、

前に来た時よりも

少し高くなっている〜ような!

同じかな?

 

記憶違い?

 

予算オーバーだけど?


でも仕方ない、

天ざると決めて来たのだし、

 

趣旨に反する

予定変更は不本意です。

 

 

天ざるを海老一匹で注文完了。

 

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しかし、値段のショックのせいか

心持ち

天ぷらも小さくなったような

気が?

 

これも勘違い?

 


空いていたのはこのせいか?

 

衣パリパリで、

味は変わらず美味しかったので、

そんな意地悪は言いませんよ!

 

 

大阪人は、例え100円でも、

値段に敏感なので、

再訪はコスパを検討してから

にしましょう。

 


世界中がコロナの影響で

今後、あらゆるものが高くなる

インフレが起こりそうです。

 


先進国で唯一、

20年も実質給料が上がっていない

日本で大きなインフレが起こったら?

 


一億総耐久生活となり兼ねません。

怖い怖〜い。

 


でも、東京人は高い値段に

価値を見出しているし、

 

地方に比べて全てお高いので、

インフレも

吸収して行くのかもしれませんけどね。

 

やはり、
東京一人勝ちなのでしょうか?

 

 

それにしても、

四人で来ると万札が要るのでは

いくら東京人でも、

ちょっとお昼を〜とはいかないだろと

 

思っていた矢先に、

入って来た

四人のお洒落な老婦人達。

 

 

「今日はご馳走するから」

と言い、

「私は海老二匹でお願いね」

「私は、天丼にして」

 


などと恐るべき会話。

 


この周辺の

年金受給者達には

コスパもインフレも関係ない

パワーとお財布が有るみたいです。

 


恐れ入りました〜と、

そそくさとお勘定を済ませて

退散しました。

 


お土産は

お決まりの鯛焼きと決めて来たのに、

お正月休み中の案内が貼ってあり、

シャッターが降りていました。

 

 

ここの鯛焼きは、

皮が薄くてパリッとしていて、

あんこが尻尾の先まで

ぎっしり詰まっている、優れもの。

 

 

甘さも程よく、後引く美味しさで、

一押しの鯛焼きなのに、

食べたかったな〜残念!

 

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それなら、

羊羹を挟んだ

シベリアカステラ買おうと

緩い坂を歩いて

少し先にあるパン屋さんへ。

 

 

これもずっと変わらない味で、

小さくなったけど

若くない身には

丁度良い大きさです。

 

 

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途中に有った道具屋も、お弁当屋も、

小さなビルも、

取り壊されて

ビル建設工事ばかりで、


有名なお魚料理のお店にも、

立て替え工事の

お知らせ看板が張り出されていました。

 

 

この街の

ちょっと懐かしい

レトロな雰囲気も

無くなるのだなぁ〜と、

 

ちょっぴり心寂しくなるのは、

若くないからかな?

 

 

どこも、一階がお店、

上がマンションのビルになって、

益々、

お洒落な街になるのでしょうね。

 


人気のエリアだし、

暮らし易そうだから

住みたい人が多いのも分かります。

 

 

新旧入り混ざったのが

魅力だった麻布十番の街は、

 


間も無く

新が主流の街に変わってしまいそうです。

 


その分水嶺の時に

出会した感があって、

 

ギリギリ間に合って

ちょっと得した様な、

 

感慨深い一日でした。

 

 

いつも、麻布十番散策の終点は

六本木欅坂にある

モダンな

蔦屋書店です。

 

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必ず犬を連れたお洒落な人が

居て、

読書をしてる外国人も多くて

いつも混んでるけど、

その割に

ゆっくりした店内で静かなスタバ。

 

屋外のストーブの側での

コーヒータイムが

大好きな お一人様です。

 

 

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