京都① 東寺の骨董市へ

 


久しぶりの京都、

早朝から東寺の骨董市に行きました。

 


近鉄東寺駅から歩いて5分ほど、

ラクタ市の赤い旗が

寒風にハタめいています。

 


家を出る時は暖かかったのに、

やはり京都は冷える、

しかも

パラパラと霙が降って来ました。

 

寒い!

 

 

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門の直ぐ横のお堀に白鷺が2羽、

まるで

置物の様に立ってこちらを見ています。

 

思わず写メを切ったけど、

慣れたもので

びくともせず動きません。

 

 

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東寺の境内は

さすが寒いからか人出は少ないです。

 

一番奥まではかなり距離があるので、

いつもの様に

時計と反対周りでグルリと

歩いてみることにしました。

 

 

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本日はさして目的も無く、

面白い物があれば〜と言う程度。

使える予算は5000円。

 

骨董市に行く時は、

金額制限を掛けておかないと

衝動買いする可能性が大きいので

注意です。

 

 

最初に目につくのは、
いつもの

定位置にズラリと並ぶ和食器、

ここのお店は、20年ほど前

最初に来た時から

この場所でお店を開いています。

 


金襴手の綺麗な器が

数を揃えて売られているのが

流石と思わせる

東寺ガラクタ市の名物のお店です。

 

いつ見ても、有田焼の金蘭手は美しい。

 

 

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その少し先には、

いつもの所に開いている

若い店主のお店があります。

 

ここは、

二代目で若手なので、

骨董の良品でも、

かなりセンス良い品物が揃っているし、

自分の趣味に合わないジャンルの物は

飛び切り安くしてくれるので

必ず立ち寄るお店です。

 

いつも、

若者の目から見たアンティークの

話を聞くのが楽しみなのですが、

本日は

見習い君が店番で話す事もなく終了です。

 

 

ここ数年で人気が出た珉平焼 は、

随分前にこのお店で買ったけど、

今ではすっかり値段も高くなって

買っておいて良かった

お気に入りの小皿になっています。

 

今、

人気の古民家カフェなどでは、

小皿セッティングが女性客の

「可愛い文化」の主流で

 

特に珉平焼は

黄色、ブルー、グリーンの色も美しく、

ばえる可愛いさで

人気の焼き物になっています。

 

 

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もう一軒、

東寺の門前でお店を持っている

骨董店の出店は

いつも、周りとは違った良品が

展示されていて

見るだけで目の保養になります。

 

以前、東京の六本木の展示会にも

出品されてましたし、

その後もあちこちで、

高級骨董品を出品しているお店です。

 

 

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今日も、

江戸時代の絵瀬戸のお皿、

室町時代の古瀬戸の豆皿など

素敵です。

 

 

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いつか買いたいなぁ!

 


グルリと回ったけど

本日は目ぼしいものも無く、

帰ろうかなと

大門の前の広場に戻りました。

 


すると何やら、

ごちゃごちゃと面白そうな気配がしたので、

覗くと、

ヨーロッパのタイルを売っていました。

 

 

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これは面白そう、

早速あれこれ探してみると

バラタイルが一袋300円で売っていました。


さっと見たところ

欠けたものも無さそうだし、

ボンドで木の板に貼り付けると、

ランチョンマットになりそうなので、

2袋600円にて購入しました。

 

 

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すると、

サービスでガラクタの箱から

どれでも持って帰って!と

言う事なので、

800円のガラスの小皿を貰いました。

 

欠けも無いし、

600円買って800円の物を貰うなんて、

久しぶりに骨董市の

面白さを味わって大満足でした。

 

 

一足前の女性は、

フランス製の白い大ぶりなサラダボールを

500円で手に入れていました。

 

あれ、欲しかったな!

 

綺麗に洗うと

きっと素敵な器になりそうでした。

 

 


本日の成果は、

600円のタイル、

2本で800円の組紐

寒さ凌ぎのコーヒー200円、

合計1600円で、半日遊べて大満足。

 

面白かった!

これだから、

骨董市は辞められないのです。

 

 

さて、骨董市も終了で

ランチを食べに三条に向かう

お一人様京都散策、続く〜です。