コロナパンデミックで、
海外旅行に行けなくなってから、
2年が過ぎました。
それまでは、毎年1回は海外に行くのが
楽しみだったのに、
海外へ自由に行けるのは
いつになるのでしょうか?
コロナだけではなく、
ウクライナ侵攻の様な事が突然起こる
地政学的理由によっても、
これからは気楽に
海外に出かけられないかもしれません。
そこで、忘れない様に
過去の海外旅行を纏めておこうと思います。
先ずはニューヨークです。
ニューヨークへは2回行きました。
一度目は2002年、9.11事件の1年後で、
まだ街全体が
復活していない時でした。
マンハッタンでB &Bに泊まって、
ブロードウェイでミュージカルを観て、
列車で郊外の街に行きました。
とても楽しかったので、
それから15年後の
2017年、
殆ど似たコースで
2回目のニューヨークに行きました。
友人2人との熟女3人の旅です。
マンハッタン島の南に在る
コンラッドホテルに泊まって、
初めての「自由の女神」を見に行きました。
ランチを食べながら
「自由の女神」をグルリと巡り
ハドソン川を遡るクルーズです。
アメリカ建国のシンボルは
想像していたよりも
感動的な光景でした。
9.11の現場となったツインタワーの跡地は
水が流れて、
犠牲になった人達の名前が残されている
モニュメントを中心とした
広々とした公園になっていました。
事件から1年後だった前回、
丁度この場所を訪れた時には
一帯はまだフェンスで囲われていて、
灰色一色の瓦礫が山の様に積まれていて、
周りのビルも全て
灰を被って埃っぽかったのですが、
あの光景が嘘のように
緑のオアシスになっていました。
そのすぐ側には、
ツインタワーよりも高い
タワーが並んで立っていて
アメリカは決して負けない!と言う
強い意志を感じさせられました。
アメリカは
強靭な精神に満ち溢れた国です。
その後は、ソーホーへ行って
お買い物です。
アーティスティックな面白い物が多くて
つい買い過ぎてしまいました。
夕飯は、近くのスーパーで
オーガニック野菜を中心とした調理済みの
色々なおかずと飲み物を買って
部屋でセルフディナーと洒落込みました。
前回は、甘いドーナツと
コカコーラばかりが目についたのに、
天然酵母のパンや無農薬野菜、
ノンカフェインのコーヒーなどが
当たり前になっていて
ニューヨーカーの健康思考が
前回とは全く違っているのに驚きました。
現地のスーパーは
どこへ旅しても必ず立ち寄る
必須アイテムです。
翌日は、ハードスケジュールです。
朝はやくから、
日曜日ミサとゴスペルを聴きに
ブルックリン地区にあるタバナクル教会へ
ブルックリン橋を歩いて渡りました。
下が車道、上が歩道になっていて
メグライアンの
映画でも有名な橋ですから、
この橋を歩いて渡るのは是非とも
お勧めしたい体験です。
ブルックリン地区は
かつては危ない場所でしたが
今では
お洒落で文化的な街になって
ソーホー地区と共に買い物が面白い街です。
グラミー賞も取った
タバナクル教会のゴスペルを堪能しました。
黒人のリズムは素晴らしい〜
としか言えません。
ブルックリンから地下鉄で
マンハッタンに戻り、
直前に
トランプ氏が大統領になって
有名になったトランプタワーの前を通って
メトロポリタン美術館です。
相変わらず素晴らしい作品の山でした。
前回は貸出中で見れなかった
フェルメール「水差しを持つ女」
ゴッホ「糸杉」
モネ「睡蓮」
ピカソ「ピエロ」
等々
印象派から現代美術まで、
さすが
世界三大美術館に相応しい作品群で
1〜2日では回り切れない内容です。
あいにく館内の
ランチが出来るレストランは
どこも満員でしたが、
他にレストランが無いか尋ねると、
親切な美術館職員が地下の
内部の人専用のレストランに連れて行って
くれました。
やはりツイている私達、
これも思わぬ楽しい体験でした。
夜は、お楽しみ
ブロードウェイでのミュージカルです。
先ずは、開演前に夕食ですが、
劇場近くの
イタリアンレストランに入りました。
これも、予約無しで大丈夫でした。
エビのスパゲッティ、ブロッコリー、ワイン
などなど美味しく頂きました。
海外で難しいのがチップの渡し方です。
前日の夜、チップ談義に花が咲いて
あれこれ検討したのですが
正解が分からず、
ここでも、
現金を少し多めに挟んで担当者に渡して
そのまま店を出る〜お釣りも勿論込みの
チップ代です。
2度と来ないので、
不要と言えば不要なんだけど
彼らの収入の大きな割合を
チップが占めると知ってしまうと、
ついはずんでしまいます。
勿論、応対が悪ければ無しは当然ですが。
いよいよミュージカル劇場へ。
前回と同じ
「ファントム、オペラ座の怪人」です。
あれから15年も経っているのに
同じ劇場です。
チケットは少し早めに行って
当日券を窓口購入で大丈夫です。
待望の
「ファントム」との再会です。
絢爛豪華な舞台セット、衣装、
素晴らしい歌声、美しいメロディー
1980年代から40年にも渡って
ずっと上演され続けている
ミュージカルの名作中の名作です。
シャンデリアが輝いている
開幕前の光景からワクワクしてしまう
高揚感は15年前と同じ。
シャンデリアが
下に下ろされて幕が開き、
再び天井に吊り上げられて
有名なメロディーが鳴り響き
ドラマがスタートします。
終わった後の感動も
15年前と同じでした。
劇団四季のも観たけど、
やはり本場の本物は素晴らしい!
開演は遅いので、終わると夜中です。
、
終了時間が重なるので、タクシーを
捕まえるのは難しい場合もありますが、
ホテルが遠い場合は必ずタクシーに
乗った方が安全です。
盛り沢山の2日間が終了。
次の日は、列車で郊外へ行きましたが、
それは
パート2で纏めます。