ニューヨーク
3日目は、セントラル駅から
郊外列車で
コールドスプリング行きです。
ロバート・デニーロの映画
「恋に落ちて」で印象的だったのが
アメリカの郊外電車でした。
前回、
是非とも一度乗ってみたくて
映画の場所とは違うけど
静かで落ち着いたアンティーク雑貨の街、
コールドスプリングに行ったのです。
今回、再度行ってみる事にして
スケジュールに組込みました。
セントラル駅の地下には
オイスターで有名なレストランが在りますが
モーニングなので、
サンドウィッチとコーヒーで我慢です。
セントラル駅の中央にあるこの場所は、
様々な映画のシーンに使われていて
あまりにも有名な場所です。
コールドスプリングまでのチケットを
購入して
いよいよ、出発です。
列車はマンハッタン島から
アメリカ本土に渡り、
ハドソン川に沿って約1時間ほど走り、
目的地、コールドスプリングに到着です。
駅は、
15年前と変わらない佇まいで
ビルも無く、のどかな田舎街です。
レトロな乗車券も車内で回収されて
降りる時はチェック無しです。
ハドソン川に面した、
レストランも以前と同じ場所に
ブルーのペンキも記憶と同じ色で、
古びるでも無く
変化していない景色に
暫し感傷的になってしまいました。
川の向こう側には
貨物線が走っていて、
果てしなく長く連なる
貨物車がたまに通って行きます。
リスが走り回っているお庭を見ながら
ティタイムに手作りのケーキを
ゆっくり頂いて、
命の洗濯の様な時間でした。
以前より少なくなってましたが、
代わりに
「コールドスプリングアポセファリー」が
大きくお店を構えていました。
今は、渋谷や清澄白河にも出店している、
自然派コスメですが、
2010年に設立だそうなので、
前回には無かったお店です。
自然派の
コスメやシャンプーなどは
自然豊かなこの町にはピッタリです。
日本で買うとかなりの値段のする
クリームを購入です。
のんびり、ゆったり、静かな
アメリカのローカルの旅は
アメリカの古き良き時代の
カントリー気質を感じさせてくれました。
摩天楼の街から1時間程で
こんな場所があるなんて
やはりアメリカは広いし、
自然も雄大です。
そう言えば
前日のブルックリンでも住宅地の庭を
リスが走っていました。
マンハッタンに戻ってからは、
昨夜急遽ネット予約をした
ミュージカル「シカゴ」へGOです。
キャサリン.セタ.ジョーン
リチャード.ギア
レネ.セタジンガー
の映画は見たのですか、
このミュージカルは、
ダンスが売りなので
是非とも生で観たい舞台でした。
斬新な演出で、
舞台上の中央にバンドがあって、
前、両サイド、上でキャスト達が
演じて歌い踊るのです。
セリフもシャレが効いている舞台ですが、
何となく言っている事も分かったし、
さすがダンスは最高だし、
大満足でした。
ブロードウェイ、また行きたいな!
さて、翌日は
ニューヨークでの最終日。
以前、
マンハッタン島の南側は
港からの荷物を運ぶ
列車が走っていた貨物線路があり、
その下は車の道路になっていました。
映画「フレンチコネクション」で有名ですが、
汚くて、現地の人以外は絶対に
行かない所でした。
それが今は、
高架線の跡地を整備して
緑を配置した歩道になっているのです。
緑の中、あちこちにベンチが置かれて、
コーヒーを飲みながら休憩したり、
リクライニングシートで
お昼寝をしている人も沢山いました。
途中のスペースでは、
アーチストが自分の作品を展示したり、
販売したりしてもいました。
途中の階段を降りると
かつての工場が、お洒落に改装され
ショッピングセンターなっていて
有名なチョコレートや
無農薬のシリアルなどの食料品の
有名なお店も沢山ありました。
このチョコレートは
日本でも良く見かけますよね。
すっかり、
お洒落になったグリーンロードです。
海外旅行では必ず、
現地から日本の自分宛に
絵葉書を送るのを習慣にしていて、
帰国後2、3日して絵葉書が届くのが
毎回楽しみでした。
なので、今回も
中央郵便局を探して絵ハガキを投函です。
絵葉書を買ったり、
切手を買ったりするのも
現地の人と交流出来て面白いです。
郵便局の直ぐ近くには
一流のミュージシャンは必ずコンサートを開く
有名な
マジソンスクウェアガーデンもありました。
そのまま、
北へセントラルパークまで歩いて、
ジョンレノンが住んでいたマンション前で
記念撮影したら、
入口に立っていた門番が
撮影はダメだと言って来ました。
こちらは、そんな注意にもめげす
「ジョンレノンが住んでたマンションですよね」
と質問。
門番も本当は言ってはダメな様で
「NO.NO」と言いながらも
我々の迫力と笑顔?に押されたのか、
肩をすくめて、小さく「YES」とウィンク。
おばさん英語恐るべし〜です。
目の前のセントラルパークへ行って、
イマジンのプレート前で
記念写真を撮ったり、
現地で有名なパンケーキ屋でお茶したり、
最終日のニューヨークを
思いっきり楽しみました。
そして、
最後の日のディナーは、前に書いた様に
ロバートデニーロが経営している
イタリアンレストランを予約して
行ってきたのです。
お料理美味しかったなぁ。
出会った、
若くて可愛かったウェイターや、
門番のおじさん、みんな
どこでどうしているのでしょうね。
もう一度、行く事は無いかも〜!
一期一会、
旅の楽しみは、
食べる事、見る事、体験する事、
そして、
人と出会う事です!
日々進歩する刺激的なニューヨーク、
若い内に
一度は行っておくべき場所です。