貴樹の独り言

喜寿の気楽なお一人様生活のあれやこれやの記録です

年の初めは神田明神様から。

2022年最初の年始のお詣りは、

東京に住む事になった数年前から続けている、

江戸の守護神、神田明神です。

 


東京に根を下ろすからには

先ずはご挨拶が必須の神様ですから、

年始の礼は当然の場所です。

 


お茶の水の駅から、

昨日の雪で凍ってる坂道をソロリソロリと歩いて、

聖橋から湯島天神を超えたら

鳥居の正面に到着。

 

真っ赤な門と社殿の神田明神様、

やはりここは美しくてエネルギー値が高いです。

 

f:id:MadamKoki:20220121174624j:image

 

 

神田明神

御祭神は、大国様と恵比寿様。

 


大国様は、出雲の大国主命

先ずは、

天照大御神と共に日本の主神たる

大国様に

家族の平安と繁栄をお願いして、

 


恵比寿様は、イザナギイザナミ

最初に産んだ少彦名命、豊漁の神様なので、

十日戎には2、3日早いけど、

今年一年の商売繁盛をお願いしておきました。

 


でも、一番の御祭神はもう一つあって

祟り神の平将門

 


平安時代

武士集団の頭領として関東で一揆

起こして捕まり、

京都、鴨の河原に首が晒されたんだけけど、

ある日、首は胴体を求めて

今の大手町の首塚の辺りまで飛んだそうです。

 


見たんか、お前〜!みたいな話だけど。

 


以後、粗末にすると祟りがあるとして

丁重に祀られている江戸の守護神。

 


徳川家康も、丁重にお祀りをしてから

江戸を開いたそうだし、

第二次世界大戦後、

丸の内の首塚の有る場所を移転しようと

したら、

工事関係者が何人も亡くなったとかで、

首塚は元の場所のままで、

建物設計を変えたそうです。

 


今で言う都市伝説と言い切ってしまえば

それまでだけど、

本当に祟りがあったら?

粗末にすると

祟りが怖い強い神様は居ますからね。

 

でも、強い神様の力は

災い転じて福ともなるはずなので、

それが理由では無いかもしれないけど、

境内は会社関係者の新年参拝で

背広姿の男性が圧倒的に多いです。

 


私も、今年一年の無事と平和を

お願いしておきました。

 


世界有数の先進国でありながら、

21世紀に入っても、

未だに年始を初詣からはスタートさせる、

日本人の不思議さと、独自性が、

オリジナリティ溢れる社会を作り上げて、

世界のオンリーワンの存在と成れるんじやないかな?

 

 

お詣り後はお決まりで、

鳥居横の甘酒喫茶で

暖かい甘酒で一休み、

アンティークな店内と、温かい甘酒。

 

 

f:id:MadamKoki:20220121174719j:image

 

そして何よりも澄んだエネルギーを浴びて、

気持ち良く、ほっこりした一日になりました。