六本木の国立新美術館へ行ってきました。
目的は、ポールボキューズでのランチと
書道展です。
あっ、反対だ、まず書道展ですよね。
六本木ミッドタウン前の信号を渡たり、
細い
裏通りの美術館通りを歩いて
向かいます。
途中に龍の湧き水で有名な
稲荷神社にちょっと立ち寄りお参り、
白梅が美しく咲いています。
さすが六本木、
裏通りだけどお洒落なバーや
高そうな鰻屋が並んでいます。
新美術館は
この通りを抜けた所にあります。
ガラス張りのモダンな建物で、
新しい芸術の殿堂ですが、
ここから見る建物の姿が
青空と緑に映えて好きな光景です。
中に入ると
吹き抜けになっていて
気持ちいい空間が広がっています。
窓際にはデザインの良いチェアーが
並んでいて
ゆっくりと外を眺めている人や、
パソコンや携帯などを打っている人も
沢山居ます。
本日は、
メトロポリタン美術館の展示もあるので
そちらをメインの人達が
チケットを買う為に並んでいますが、
本日は、
書道展を見るだけで
精一杯になりそうなので
そちらは次の機会にします。
2100円と入場料も高いので、
ついでの鑑賞は
勿体無いですからそれが正解でしょう。
書道展、
今回は4千点もの出品があったと言う
作品群の中から
優秀賞、などを獲得した作品や
入選した全国の作品が
1階から3階まで使って
展示されています。
作品は多すぎて、メインの展示だけを
集中的に見て回りましたが、それでも大変。
どれも、エネルギーが満ちていて
力強い作品達ばかりです。
いつか、
こんな風に書きたいなぁ!
書道は芸術だと
改めて感心してしまいました。
毎月2回、先生に習っているけど
まだまだ手習の段階で
文字を書くのが精一杯。
自己表現できている
これらの作品を見ると
先が遠くてガックリしますが、
継続は力なり〜ですね。
今後の人生100の目標の一つが
作品展に出品する〜なので、
諦めずに
頑張らなくちゃ!です。
昨年、
上野公園の上野の森美術館で
サダマサショウトの書道展を見たけど、
あれは美しいかったな。
淡い墨色が
美しいだけで無く優しくて
気品に満ちていて心が洗われるみたいで、
こんな文字を書いてみたい〜なんて
おこがましい事を
思ってしまいました。
まるで向き合って話しているかの様な
「鶴」
特に、この「純」と言う文字は、
透き通る様な凛とした美しさと柔らかさで
まるで絵画でした。
書道展を一通り観たら
お楽しみのランチです。
ある意味こちらがメインだっのかも?
ですが。
国立新美術館と言えばここでしょう!
フランスの
ブラッスリーポールボキューズミュゼは、
国立新美術館の三階にあります。
円形のミュージアムレストランで、
このレストランを目当てに
こちらに来る人も沢山います。
今日のランチメニューは、
鯛のロースト、ほうれん草添え
パンとペースト
クリームブリュレ
紅茶
本当は、
これにオニオンスープを付けたかったのですが、
朝食が遅かったのでお腹的にも、
予算的にも無理なので、
メインのみにしました。
久しぶりの本格的フランス料理、
さすが鯛のローストは香ばしくて、
ソースも美味しくて
最後はパンでお皿のソースを
綺麗に拭い食べ切りました。
そして、
ここのブリュレは薄くて表面が
パリパリで香ばしくて甘味も程良く
名物です。
たとえランチでも、
本格的フランス料理を頂くのは
とても優雅な気分になり、
たまにはしても良い贅沢です。
ところで、全く話は変わりますが
大阪では
中之島美術館が完成したそうです。
オープニングで
来場者が凄いらしいですが、
次回の大阪では行けるかな?
大正時代に生まれ、
わずか30歳で亡くなった
天才画家の佐伯祐三は
若い頃、大原美術館で観て以来
大好きな画家ですが、
今回の
中之島美術館には有名な
「郵便配達人」
「煉瓦焼き場」「人形」 などが
展示されているそうなので、
今から楽しみです。
佐伯が過ごした新宿下落合には、
春になっなら歩いてみる予定です。
さて、
書画をしっかり見た事だし、
帰ってお習字の練習しなくちゃ!
20度近くなって
すっかり春めいた暖かい一日、
美しい文字に圧倒された
お一人様でした。