貴樹の独り言

喜寿の気楽なお一人様生活のあれやこれやの記録です

身近な花達

 

春になると

こんなに身近に様々なお花がある事に

気が付きます。

 

まるで

「見て! 私ここに居るわよ!」

と発しているかの様です。

 


捨てるつもりで放置しておいた

シンピジュームですが、

毎年花を付けるるようになって

数年が経ちます。

 

今年も見事に咲きました。

 

f:id:MadamKoki:20220415003230j:image

 

お祝いに頂いたのを、

花が終わったので

鉢植えのまま庭の片隅に置いておいたら、

翌年の春に花を付けて、

それから

毎年この時期になると綺麗に咲くのです。

 

直ぐ前の公園の

桜が満開の花を咲かせる頃に、

庭の片隅でひっそりと艶やかに咲く

生命力溢れるお花です。

 

 

蘭は元々、野生の花なので

ひときわ生命力が強い様で、

反対に構い過ぎると弱るみたいです〜

 

なんて

不精を言い訳しているようで、

花を大事に育てている人から見たら、

なんとかわいそうな!

とお叱りを受けそうですが、

 

放置される事で咲いているし

今更、

枯れさせてしまっては

余計に可哀想なので、

同じ放置状態のまま

毎年楽しみにして見ています。

 

本当に生命力の強い蘭の花です。

 


昨年、すっかり枯れてしまって、

春に土を捨てないとと思い

やはり、片隅に置いておいた

シクラメンの鉢があります。

 

こちらも驚いた事に、

何もなかったはずの植木鉢から、

ある日、

気がつくと花芽が出ていました。

 


そして、

今ははこんなに鮮やかな

シクラメンの花を咲かせてくれています。

 

 

f:id:MadamKoki:20220415003341j:image

 

 

枯れる前より、お花も大きくて

色も濃くなっています。

 

まるで一度死に絶えて

新しい種として蘇ったかの様です。

 

素晴らしい!

 

 

そして、
雪に覆われてしまって

バラバラと葉っぱが落ちた

金のなる木。

 

 

こちらも。

沢山の花を付けました。

 

f:id:MadamKoki:20220416143227j:image

 

 

みんな、植物の

蘇りの力強さを感じさせてくれます。

 

 

 

いずれも、こんな何もしていない

不精者の所で、

キチンと蘇り咲いてくれるなんて

 

なんと

素晴らしくてありがたい事でしょう。

 

「生きる」力強さと

「蘇る」鮮やかさを

教えてくれるお花達に感謝です。

 

 


春真っ盛り、

周りを見渡すと

沢山の花々が咲いています。

 

 

桜に負けないぞ〜とばかりに、

 

鮮やかな紅色で、

最後の花を咲かせている椿の木。

 

 

f:id:MadamKoki:20220415003657j:image

 


公園では、八重桜が満開です。

 

大阪の造幣局の通り抜けも

今年は3年ぶりに復活です。

 

 

f:id:MadamKoki:20220415003452j:image

 


ご近所の庭で

藤の花も咲き誇っています。

 

 

f:id:MadamKoki:20220415003524j:image

 

 

藤棚の藤も、

間も無く咲き誇りそうです。

楽しみ〜!

 

 

f:id:MadamKoki:20220415003555j:image

 


奈良春日大社の藤は見事だけど、

今年は見れるかな?

 

赤坂の日枝神社の藤は、

今週末に見に行かなくちゃ。

 

 

 

お花だけでなく、蔦の緑も

一段と艶やかになり全てが芽吹いて、

生き生きと茂っています。

 

 

f:id:MadamKoki:20220415003835j:image

 

 

春になると

自然の素晴らしさが

目に見える形で現れて来ます。

 

 

 

ニュースで

一面瓦礫の山になっている

ウクライナの映像を見ると、

 

第二次世界大戦終戦後の

一面焼け野原になった

東京の映像と重なり

暗澹たる想いに成りますが、

 

春の芽吹きを目にすると、

その後の日本の様に

どんなに荒野になっても、

いつか

緑が芽吹く事から復活が始まらはずだと

信じさせてもくれます。

 

 

当時はソ連の一地方だった

ウクライナ

イタリア映画「ひまわり」の

撮影が行われた場所です。

 

ソフィア.ローレンが

画面いっぱいに黄色一色で咲く

ひまわり畑を歩くシーンが

今でも

鮮やかに蘇ります。

 

 

f:id:MadamKoki:20220416100943j:image

 

 

あの映画で

ウクライナに行ってみたいと

思った人も

私だけでは無く沢山居たはずです。

 

 

そのひまわり畑の様な

美しい緑溢れる平和な国土に戻る日を

今、

ウクライナの人々は

どれほど望んでいる事かと想像するだけで

胸が痛みます。

 

 

あの映画でも

「この土地の下には、

ロシアとの戦いで亡くなった

ウクライナ兵の遺体が沢山眠っている」

 

と言うセリフがありました。

 

それくらい、長い長い確執や恨みがある

場所なのですよね。

 

 

しかし、21世紀の今、

過去を捨て去って新しい種となって、

新しい芽吹きが起こって

新しい再生が始まっても

不思議ではない筈です。

 

 

町中に溢れる新緑と

美しく咲き揃う花々を見ながら

ウクライナにも

必ず、あのひまわりが咲き誇る

大地が蘇る

平和な日が来る事を祈ると共に、

再生の力を信じずにはいられません。

 

花は花は花は咲く…

私は何を残しだろう〜です。